ウルトラマンブレーザー 最大の謎「V99」とは・・・? 私の仮説はこれだ
本日、ウルトラマンブレーザー第14話「月下の記憶」が放送された。
後半戦スタートということではあるが、ここ最近の回は不穏な空気が漂う中で防衛隊の暗部が垣間見える回でもあった。
「V99」
第4話でも防衛隊から持ち出されていた機密文章に記載されていたV99。
ゲント隊長がブレーザーと出会うきっかけとなった3年前の爆発事故、エミの父がその事故で行方不明。
さらにはバザンガ、ゲバルガといった前半戦に現れた宇宙怪獣にも関連していると思われるワードである。
寺田農演じる地球防衛隊日本支部元長官・土橋も関わっているされているこの一件。
エミは土橋にV99はバザンガやゲバルガを送り込んだ敵対勢力ではないかと話すが、彼はいい線を突いていると語る。
しかしその存在を防衛隊は公にしようとしない、そしてゲバルガの時にでも見せていた防衛隊全体に漂う焦りのような攻撃。
私はどうもこれがある作品に雰囲気が似ているような気がしてならない。
「ウルトラセブン1999最終章6部作」
防衛軍が知的生命体の惑星を先制攻撃するフレンドシップ計画をめぐる物語を軸に展開されたストーリーだ。
この中で地球人が実は地球に元々住んでいた先住民族ノンマルトを殲滅し、侵略したものたちの子孫だったという衝撃の事実が明かされ、ウルトラセブンは地球人を救うために苦渋に決断をするというのだが、私はこの作品の内容を受けて、V99をこう考えた。
【V99はある惑星の名前であり、実験施設はV99への移住・侵略をするためのワームホールつくりをするための施設でなかったのだろうか。】
ブレーザー世界の地球は怪獣による破壊を常にうけつづけていた。
そんな中で他の星への移住・避難という考えも生まれそうなものである。
エミの父をはじめ複数の人々が死亡扱いではなく所在不明扱いになっているのはワームホームでV99に飛ばされているからで、その詳細を知るということはワームホームの存在を知られることになるので防衛隊上層部は隠しているのではないだろうか。
ではバザンガ・ゲバルガを送り込んでいるのは誰なのか?
それはV99の先住民たちではないだろうか、彼らは侵略目的の地球を排除するために攻撃兵器となる二体の怪獣を送り込んできたのではないだろうか、もしも私の仮説の侵略計画が事実であればこの二体が同じ惑星から送り込まれたことが明らかになれば送り込んできた側の目的を探る羽目になる、そうなれば侵略計画が明らかになってしまう。
私はV99にブレーザー世界で展開される恐ろしい惑星間戦争の影を感じる。
この最悪な仮説が当たらないことを願う。