まさに怪獣映画 ウルトラマンブレーザー第1話「ファースト・ウェイブ」

 


いよいよ7月8日から新しいウルトラマンシリーズ「ウルトラマンブレーザー」がスタートしました。

私個人期待値が高いので数日前からPVや直前SPを何度も観ていました。


始まって移されたのはどこかへ移動中の特殊部隊の隊員たち。これらを率いるのが今回の主人公ヒルマ・ゲントです。(ここでの新人とほかの隊員たちの会話が何気によくアメリカのアクション映画でよくある特殊部隊の隊員ぽい会話なので変に硬くならなくて良いなと思いました。)




そして特殊部隊は戦場となる池袋へと降下していく。

もうこの映像だけでも映画なんですよね。



そしてお約束の窓越しのカットで姿を見せるのが第1話の怪獣「宇宙甲殻怪獣バザンガ」

怪獣には夜の街と爆炎が良く似合う。


降下した攻撃地点まで移動するゲント隊長たち。これ池袋サンシャインシティのビル内だと思います。私も一度だけ池袋に行ったことがあるので何となくこの廊下は見覚えがある。



バザンガが爆発能力のある棘を発射して、明らかに状況が悪い方向に向かっているのを察するゲント隊長。
周囲のビルが燃えているのを観て、これ本当にテレビで観て良いんですか?映画じゃないんですかと言いたくなるオープニングです。(そうです、これはまだオープニングです。)


後に副隊長にナグラテルアキも火力誘導員として参加、司令部による当初の作戦変更に戸惑い続行を具申するが受け入れられず、もどかしそうですね。

それとは対照的に現状起きていることを理解しつつ当初の作戦を実行しようと航空部隊にバザンガの誘導を交渉しているゲント隊長、まさに中間管理職として良い仕事してますね。(航空部隊のパイロットとの会話から防衛隊内でも頼りにされ信頼されているのが分かる)



角を逆立てて、爪を伸ばしたバザンガが飛ばした棘は時限信管のように爆発のタイミングを変える厄介なものになっていた。(ウルトラ怪獣アドバンスのフィギィアで角と爪を動かせるのでこのシーンも再現可)


その後、攻撃地点まで誘導で来たものも地上部隊が急かされた上での攻撃を加えたことでバザンガが暴れて別班と連絡がとれなくなった。(同時攻撃しないと効果がないから)
そこでゲント隊長は脳内シュミレーションでどうすれば良いか考える。冒頭でもこのポーズをしていたから常に先を読んで行動しているんだろうな。

そしてここで出たのが「俺が行く」 自らが別班の救出に行き、かつバズーカでバザンガを攻撃するという行動に出る。(ここでの隊員たちの会話でゲント隊長にたいする伏線があったので忘れないでおこう)


バザンガに特殊弾を撃ちこむものも効果なく、危機的状況に陥る。

そこに突如現れた今回の変身アイテム「ブレーザーブレス」と「ブレーザーストーン」

おまけに何の説明もなしに強制変身させられるのには驚いた。


ウルトラマンブレーザーの登場

この怪獣の肩越し、そしてビル越しから見える姿のカットが何と説明したらよいかわからないが良い。


戦いが始まればイメージと違いずいぶん荒々しい戦い方、叫ぶといったいろんな人たちが野生児と表現するような戦闘シーンなので結構驚き。(もうこの辺は映像を見てもらったほうが早い)


バザンガに苦戦し、カラータイマーが鳴り始めてピンチのブレーザーを助けたのが今作のヒロイン・アオベエミ。
特殊弾を撃ちこんだ後の姿に私は何故かゴジラVSビオランテの権藤一佐を思い出したのだが・・・



ここからの展開が何かとお気に入りなのだが、エミが撃ち込んだ特殊弾の効果で棘を撃てなくなったバザンガにブレーザーがお返しとばかりに光弾を撃ちこむ。

反撃に入り、バザンガの爪を引きちぎり、必殺技「スパイラルバレード」を撃ちこむブレーザー。



爆炎から見える投擲後のブレーザーが見えるカットがまた良い。
そして自分の姿と周りの状況に戸惑う姿を見せながら空へと消えるブレーザー


気絶した状態から目を覚まし、隊員たちの無事を確認したのちにゲント隊長の手にはブレーザーストーンが残されていた。
ここで1話「ファースト・ウェイブ」は終了です。


そして次回は防衛チームSKaRDが結成とその初陣。二体目の新規怪獣・深海怪獣ゲードスが登場する

「SKaRDを作った男」です。

レギュラー陣も結集してこれからがブレーザーの本番でしょう、非常に楽しみです。