世界の裏を知る才女が挑む怪獣の闇 ウルトラマンブレーザー第４話「エミ、かく戦えり」
第１話のバザンガ出現前から度々出現していた軟体怪獣レヴィ―ラ。（プレミアム発表会でもその容姿から注目を浴びていた怪獣）
化学企業ノヴァイオの殺虫剤により追い払うことはできるものも出現するたびに殺虫剤を使用するために次第にレヴィ―ラに耐性が付き始めていることを懸念していた。
ミニチュア特撮に定評がある辻本監督らしい、液体化したレヴィ―ラが道路に流れるシーンを見てさすがだなと思いました。
そんな中、ノヴァイオが作った人工クリオネと社長の曾根崎が元防衛隊の所属ということからレヴィ―ラとノヴァイオには何か繋がりがあるのではないかと疑うSKaRDはエミを秘書として潜入させていた。（来たね来たね、こういうきな臭い話）
調査が進めば進むほど、疑惑は決定的になってくる。
しかし上層部に言っても話がややこしいことになるのは明確だった。
そしてエミは証拠探しをしている最中に曾根崎に見つかってしまう。
曾根崎が防衛隊の機密資料を持ち出して、地球に飛来した隕石に付着した生物を培養しレヴィ―ラを生み出していたことが分かる。
おまけに会社の金儲けではなく自分が人々に称賛されるために自己承認欲求を満たすためという何とも身勝手な理由で怪獣を作ったのでかなり罪作りな男である。
エミが捕まったのは曾根崎から真相を聞き出す為だった。ゲント隊長も刑事ドラマばりの「話を聞いたぞ」と乗り込んでくるのはまた良いんだな。
そしてここからが見どころの一つ。
エミ隊員のアクション、搗宮姫奈さんはキングダムでも悪役で出演された坂口拓さんに弟子入りされた方なのでアクションは抜群。ノールックの銃武装強制解除は見もの。（アンリ役の内藤好美さんとはまた別タイプのアクション）
とても静止画ではお伝えできないのでそれはぜひ本編を見てください。
そして自らの破滅を現すかのように曾根崎を取り上げたスクラック記事が燃えていくのであった。（事件の結末がこういう絵なのがまた良い）
